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[インタビュー] Apache Solr基礎、応用1、応用2トレーニングコース受講者 日本ヒューレット・パッカード㈱ 小川様、川越様

2019年1月に Solr トレーニングコースを受講されました、日本ヒューレット・パッカード株式会社の小川さん、川越さんに受講後インタビューに応 じて頂きましたのでご紹介します。


日本ヒューレット・パッカード株式会社 川越さん(左)、小川さん(右)

現在の業務内容

ロンウイット西潟:「お二人は現在所属されている部署で、どんな業務に携わているのでしょうか。」
HPE小川:「保守運用部門を担当しています。Windows 上で動作する Skype 、Exchange 、SharePoint の運用や改修などを行っています。」
HPE川越:「私たちとは別に24時間365日でサポート体制をとっているチームがあるのですが、そのチームが対処できなかった専門的な問い合わせについて受けることも多いです。」
小川:「またそういった問い合わせだけでなく、お客様に改善案を提案することもあり、大きな改修プロジェクトに携わることもあります。」
西潟:「アプリケーションの使い方から、そのアプリケーションを使った大規模システムの提案まで幅広くお仕事をされているのですね。」
小川:「はい。普段は一般企業のIT部門がお客様で、そのヘルプデスクから問い合わせを受けたりすることが多いのですが、そういったお客様の声を元にシステムの大規模改修などに参画することもあります。その際には現場の声を知っている者としての立ち回りも期待されます。特に運用時に得られたバックエンドの理解が生きてくる経験が多いです。」

トレーニング受講のきっかけ

西潟:「今回のトレーニングを受講されるきっかけについて教えてください。」
小川:「携わっている案件の中で Solr を使用することになったのがきっかけです。」
西潟:「Solr については事前にどれくらい知っていたのでしょうか?」
小川:「Solr については、今回の案件がきっかけで初めて知ることになり、トレーニング受講までは触ったことすらありませんでした。普段から Windows ばかり触っていることもあり演習環境が Linux というだけでとても新鮮でした。」
西潟:「全く知らない製品だったんですね。ということは Solr の選定は他の方がされたということでしょうか?」
小川:「はい。それまでは他の検索エンジンを使用されていたようですが、様々な側面から検討した結果 Solr が選定されたようです。」
西潟:「そうなんですね。弊社代表は Solr のコミッターでもあり、コンサルタントも Solr に精通していますので、スピード感を持った対応が可能かと思います。」

受講の感想

西潟:「今回は3日間の受講でしたが、受講された感想はいかがでしょうか?」
川越:「Solr を構築するチームからの設計書はあったのですが、Solr そのものの使い方について知らなかったので非常に役に立ったと思います。また構築チームから運用や Solr の知識を引き継ぐ時間を取るのが難しそうだったので、このトレーニングを受講できたことで安心感が生まれました。」
小川:「非常に内部的な実装まで深く知ることができたので、現在ある課題の一つについては目的を少しは達成できたかと思います。」
西潟:「ありがとうございます。役に立てて頂けそうで安心しました。トレーニングで改善して欲しい点やもっと知りたい点などあったでしょうか?」
小川:「内容が非常に多いので、1つ1つの演習がトレーニングテキストのコピー&ペーストになりがちでした。我々は運用部隊なので,運用時に起こりがちなヒューマンエラーやちょっとした挙動の違いに敏感です。スキーマの設定など少しずつ変えながら挙動を確認していくような内容がもっとあれば良いと感じました。」
川越:「システムに障害が発生した際、問題がどこにあるのかなど、問題の切り分け方法についてもっと知りたいと思いました。」
小川:「ただ、今回の受講で Solr のアーキテクチャ全体を知ることができたので、問題が起こった時の最初の一歩をどうすれば良いのか当たりがつけられるようになったと思います。 また、今後ロンウイットさんにサポートをお願いする時にお互いの意思疎通が図りやすくなったと思います。いざという時にロンウイットさんに頼れる体制は非常に安心です。」
西潟:「3日間もあるコースですが、それでも足りないくらい Solr は巨大な製品なので、このトレーニングをきっかけに Solr の書籍やマニュアルを活用して理解を深めて頂ければ幸いです。ご要望頂ければ運用や特定の分野に特化したプライベートトレーニングを個別に開催することも可能ですので、もし必要であれば是非ご検討下さい。3日間どうもありがとうございました。」


左:川越さん、右:小川さん

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